最低限知っておくべき葬儀参列のルールやマナー

普段生活しているうえで、なかなか「葬儀」について触れる機会は少ないかもしれません。しかし、別れは突然起こるものです。葬儀もまた予期せぬタイミングで起こり得るものですが、社会人として必要最低限押さえておくべき葬儀のルールやマナーを今のうちに押さえておきたいところです。 この記事ではそういった「社会人が知っておくべき必要最低限の葬儀のルールやマナー」をまとめてみました。

目次

葬儀・お通夜のマナーは?

お通夜に伺う時に、まず最初に注意するべき点は服装です。

お通夜に伺うのが遺族であれば地味な平服で伺ってもいいのですが、原則的に喪服でなくてもよいのです。地味な平服ですが男性なら地味なスーツと黒いネクタイ・黒い靴、女性なら地味なスーツやワンピースに黒い靴で伺うようにしましょう。アクセサリー類はパール系の物以外はつけないほうがいいでしょう。

お子さんがいる方は、学生服が礼服となります。小さなお子さんがいる場合は黒かグレーや紺色を選んできて言った方が良いです。

お通夜で持っていくのは御霊前?御香典?どっち?違いは何?

お通夜に伺ったときに、迷ったら「御霊前」をお持ちしましょう。こちらなら宗旨などを気にすることもなく使えます。以下に「御霊前」「御香典」「御仏前」の違いをまとめましたのでご参照ください。

御霊前

御霊前は仏式のお通夜や告別式等で使われます。多くの宗教に使われるため、宗旨わからに時は御霊前で香典をお持ちしたほうがよいでしょう。市販されているものには、神式やキリスト教式などの場合に蓮の花が絵が描かれているものはやめたほうがいいとされています。(蓮の花は仏式を表すため)

御香典

宗旨がキリスト教式や神式ではないが宗派がわからない場合は御香典でもよいとされています。他にも四十九日に御香典は使うことができます。

御仏前

ご仏前は名前の通り、仏様になっているため四十九日を過ぎてからの一周忌や三周忌などの法要で使います。浄土真宗や真宗大谷派などは葬儀時から御仏前を使うとされています。

同僚の親が亡くなった場合香典は出さない?相場は?

同僚の親が亡くなった場合、香典を出すかどうかは、同僚との関係や会社の風習によって異なります。

香典を出す場合でも、相場や包み方には注意が必要です。個人で包む香典の相場は3,000円から5,000円程度で、香典袋には「御仏前」と書きます。

会社で連名で包む香典の相場は1,000円から2,000円程度で、香典袋には「御霊前」と書きます。香典を連名と個人両方で出すべきかどうかは、同僚との関係や会社の規模によって異なります。

同僚の親が亡くなった場合には、故人や遺族への敬意を表するためにも、適切な香典を出すことが大切です。また、香典袋に入れるお札は、新札(ピン札)はやめましょう。使い古しのお札を入れましょう。

お悔やみ電報(弔電)を送るには?弔電の出し方の注意点まとめ

弔電は送ったことがないと、戸惑ってしまうものです。訃報を聞いてから、遠方にいる場合やどうしても葬儀に伺えない場合に、弔電を出してお悔やみを申し上げます。

  1. 相手先の喪主の名前を聞いておく
  2. 相手先葬儀場の住所電話番号を聞いておく
  3. 送る方法を電話かインターネットで手続きする
  4. 19時までに申し込むと当日配送、19時以降は翌日8時以降の配達になります。

以上のことを踏まえて弔電を打ちましょう。

お悔やみの言葉はどのような言葉をかけたらいい?

お悔やみの言葉は事前に考えておかないと急に出てくる言葉ではありません。また、相手方によって多少の使い分けが必要になる場合がありますので、お悔やみの言葉をかけるときは、亡くなった方の状況や年齢などを考慮しながら遺族にお伝えしましょう。しかし、たとえお悔やみの言葉の文例があるとはいえ、本当になくなって悲しい気持ちが伝わる言葉をかけることが大切だと思います。ただし、失礼のないような言葉をかけるようにしましょう。特に、不幸が繰り返される言葉や、直接死ぬとか死亡などの言葉は使わないほうがいいです。

受付で言うお悔やみの言葉

  • この度はご愁傷さまです
  • この度は突然のことで、心からお悔やみ申し上げます
  • 取り急ぎお参りにまいりました。

今では葬儀場も家族葬など、小さく行うところもあるので近くに遺族がいる場合、葬儀や通夜が始まる前についた場合は、遺族にお悔やみの言葉を伝えておきましょう。

遺族への一般的な言葉

  • このたびは、ご愁傷さまです。心からのお悔やみ申し上げます。
  • ご心中察しします。
  • 心よりお悔やみ申し上げます、お手伝いできることがあれば何なりとお申しつけください。

亡くなった遺族にかける言葉は、亡くなった方や状況によって言葉も選んだほうがいいと思います。しかし、参列者が多くなってきたり、言葉をかけれる状況でなければ一礼して下がりましょう。遺族との思い出を話すこともあるとは思いますが、遺族の方に負担にならないような気づかいは必要です。

不慮の事故

  • 突然のことで、お嘆きもひとしおでしょう
  • お知らせを聞いて、耳を疑いました
  • なんと申し上げていいのか・・・言葉もありません。

突然の事故などで、不意に訃報をいただいた時に驚きもありますが遺族はそれ以上の悲しみになっています。かける言葉もきちっと選んでおきましょう。

病気で亡くなった場合

  • あんなに元気でしたのに、お慰めの言葉もありません。
  • 突然急変と聞いて驚いています。
  • 全快を願ってましたが、本当に残念です。

病気でお亡くなりになった場合、長い闘病生活や看病での気苦労もあると思います。気苦労の中お亡くなりになったり、突然のお病気でのお亡くなりなど状況は様々です。かける言葉も遺族のことを思ってかけてあげましょう。

若い人の場合

  • まだお若いのに、申し上げる言葉もありません。
  • これからが楽しみな方でしたのに、本当に残念でなりません。

若い人の場合、あんなに若い人がと思うこともあります。不慮の事故や病気・突然の不幸などありますが、その人の親が遺族となる場合があります。同じように遺族に悲しみを多くさせないようなお悔やみの言葉をかけましょう。

高齢者の場合

  • 天寿を全うされたとはいえ、お元気な顔が見れなくなるのは残念でなりません。
  • お年を召していたとはいえ元気でしたので、本当に残念でなりません。

長生きされた方の場合、今までお元気だったという印象が強かったりします。そんなときに遺族にかける言葉はこのような感じになります。

お通夜の時間帯に参列できなかった場合は?

伺う時間が、突然のことで早くなったり遅くなったりする場合があります。その場合どうしたらいいのかはこちらになります。

お通夜開始前に伺った場合

お通夜の時間前に伺った場合、受付に署名記入後香典を受付にお渡しします。遺族の方に、一礼して「この度は、まことにご愁傷さまです心からお悔やみ申し上げます。」この時に、故人がなくなった理由を聞くのは遺族も心を痛めているので控えたほうがいいと思います。

お通夜に参列できなかった場合

突然の出来事なので、参列できない場合もあります。翌日葬儀に参列できる場合は葬儀に参列した際に、「あいにく遠方でしたので、お通夜に伺えませんでした、失礼しました。」と気遣いの言葉を使いましょう。

お通夜・葬儀にも参列できなかった場合はも同様後日お自宅に伺った場合にも「葬儀時に○○で伺えず失礼しました」と伝えて「線香をあげさせていただいてよろしいですか?」と線香をあげさせてもらいましょう。その時に仏壇に、香典をそっと置いてから線香をあげるようにしましょう。

お焼香のあげ方は?前の人のまねをする前に基本を知っておこう

宗教・宗派によってお焼香あげ方に違いがあるようですが、基本的なあげ方は以下のようになります。

立ち礼焼香の場合

  1. お焼香の時に焼香代の手前で遺族に一礼します。
  2. 数珠を左手で持ち、右手で抹香をつまんで額の近くに持ってきます。(おしいただくと言います)
  3. 抹香を香炉の炭の上くべます。
  4. 手を合わせて合掌します。(心の中で言葉をかけてあげましょう)
  5. 焼香代から少し下がり、遺族に一礼して席にもどりましょう。

座り焼香の場合

  1. 順番が来たら中腰で前に進んで、お坊さんと遺族の前で正座をして一礼します。
  2. 祭壇の方に向きを変えて正座のまま一礼します。
  3. 座布団の前にヒザで歩くように座布団に座ります。
  4. 焼香は香をつまんで額の近くまで持って行き、香炉の火種の前に持って行き落とし合掌します。
  5. 座布団から歩くように降りてお坊さんや遺族の向きに体を向かせて一礼します。

香炉が回ってくる場合

  1. 香炉が順番に廻ってきます、廻ってきたら次の人にお先に失礼しますと一礼して祭壇に合掌します。
  2. 香をつまんで額に前に持ってきます(押しいただくと言います)香を香炉に落とします。
  3. 再び祭壇に合掌します。
  4. 次の人に香炉をスライドして渡します。

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